こんにちは
マイボックス24の竹末です。
今回は日本の収納ビジネスが伸びている中
元祖のアメリカの収納産業はどうなのか調べてみました。
アメリカ国内のストレージ施設は49356箇所あり
室数としては17370000室。
売り上げ高は1兆7666億円 (2010年)
普及し出したころは1970年代で、米国商業不動産部門で
40年間もっとも急速に拡大した産業の一つである。
また10世帯に1世帯が利用する国民に浸透したサービスです。
ストレージの認知度はアメリカで97%ぐらい
日本では2~3%の感覚でしょう。
そういえば、先日、洋画のDVDを見ていたら
アメリカのストレージ(トランクルーム)が出てきました。
ストレージの中は銃のコレクションで一杯でした。
アメリカの国らしいですね。 (怖
このように、アメリカでは慣習的に気軽に利用されていますが
一方、日本の場合はまだまだ消費者に認知されていない
ビジネスであるといえます。
一方、日本ではどのくらいの市場規模があるのか
2012年で少し古い資料ですが
屋内型のレンタル収納は約206.1億円
コンテナの収納は約249.6億円
倉庫業のトランクルームは33.5億円
合計489.2億円の市場です。
(現在は600億を超えている状況です。)
アメリカのストレージ市場18,126億円と比較して
489億円はわずか2.7%です。
また首都圏のストレージ市場ですが
2009年度の首都圏における収納ビジネス市場規模は246.6億円
2009年度の首都圏におけるトランクルーム市場規模は29.7億円
2009年度の首都圏におけるレンタル収納/コンテナ収納市場規模は216.9億円
レンタル収納/コンテナ収納の首都圏1世帯当たりの収納スペース数は約0.011室
日本ではまだまだこれだけの市場しかないのです。
アメリカでは2.2兆円市場(人口29500万人)
日本では現在400億円市場(人口12700万人)
レンタル収納は今後、成長ビジネスである。
日本の貧困な居住スペースから考えれば、市場が伸びる素地は十分にある。
モノが豊富でモノ余り社会、物質に満たされた社会
現実として、日本の都会の住居は賃貸、分譲とも収納不足・スペース不足である
国内では大手商社系や私鉄系企業が参入している
将来3000億~4000億以上の市場があると予想されている
収納は、住宅の狭い日本では切実な永遠のテーマである
空きビル、空き店舗対策への貢献性もあり、
不動産の有効活用、再生につながる社会性のあるビジネスである
高利回り、短期投資回収で多店舗展開が可能
副業として参入する場合、FCチェーンに管理委託することも可能
ということが言えると思います。
トランクルーム市場が少しはご理解できたでしょうか?
よろしくお願いいたします。